ジェンダー平等は家庭から

うつ病になるほど苦痛だった主婦生活で見えた理不尽なジェンダー差別の実体験を綴ります

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

家庭内では未だに憲法24条「夫婦の同等の権利」を実現できていない

2年前に、就職した子どもたちを独立させて、やっと確保した自分の部屋で、いつも見るテレビ番組を見ようとした私は、夫に「テレビ見るんだね。昔はテレビ見る人じゃなかったのに」と言われた。夫が、かつて夫婦の間に家庭内格差があって、自分が私の権利を侵…

子育てに冷たい社会の仕組みが変わらなければ児童虐待はなくならない

仕事に復帰できない悔しさや、夫が何もしない怒りを感じないようにして、ただ、家事をこなすだけの「家事ロボット」になるには、抗うつ薬は一定の効果はあった。 今思えば、うつ病でも最低限の家事や子どもの世話はこなしていた。 しかし、その状態を維持す…

女性だってやりたいことをやっていい

昔なら厳しい親の行為として許されていた言葉や身体の暴力を受け続けた子ども時代を含め、トータル50年以上、家族と世間から、自由を奪われ、やりたいことがほとんどできなかった。 前にも書いたように、世間から子どもが欲しいと思い込まされて子どもを産…

「愛情」という気持ちは「無償」ですが、家事などの実務は「無償」ではありません

家事や保育、看護や介護などの実務は、時間と手間がかかっているのですから、無償ではありません。 無償でやるのは、ボランティアです。 ボランティアなら、できる時にできることをやれば良いですが、家事育児はそうはいきません。なので、有償の「仕事」で…

「子供が欲しい」と思うように仕向けられているのでは?

あなたは、本当に子供が欲しくて子供を産んだのか、不妊治療までしても本当に子供が欲しいのか? 考えてみたことはありますか? 私は、2人、子供を産んで育てた。子供が欲しいと思ったのは本当だ。 でも、その「子供が欲しい」は、実は自分の本当の希望では…