ジェンダー平等は家庭から

うつ病になるほど苦痛だった主婦生活で見えた理不尽なジェンダー差別の実体験を綴ります

「愛情」という気持ちは「無償」ですが、家事などの実務は「無償」ではありません

家事や保育、看護や介護などの実務は、時間と手間がかかっているのですから、無償ではありません。

 

無償でやるのは、ボランティアです。

ボランティアなら、できる時にできることをやれば良いですが、家事育児はそうはいきません。なので、有償の「仕事」です。

 

男性が、会社に時間と手間とスキルを提供してお金を得ているのと同じ理由で、女性の家庭での時間と手間とスキルも無料ではありません。

誰かが仕事に見合うお金を支払う必要があります。

 

「主婦」と呼んで、家庭内の仕事を担ってもらう以上は、賃金が必要です。

ただし、家族全員が平等に仕事を分担している場合は、賃金は必要ではありません。

 

正当に評価されない仕事ほど、苦痛なものはありません。

責任の重さを考えれば、無償でできるような仕事ではありません。

 

夫が仕事に出るためのサポート業務として、夫とその雇用者が、日本の将来を担う人材育成費用として国が、家事育児の仕事を正当に評価して、見合う対価を支払ってください。

 

対価が支払われない仕事はできません。それが今の日本のルールではないでしょうか?家庭内の仕事だけ適用外なのは納得できません。