ジェンダー平等は家庭から

うつ病になるほど苦痛だった主婦生活で見えた理不尽なジェンダー差別の実体験を綴ります

依頼はしても期待はしない

期待は、ほとんどの場合、相手にとって負担になる上に、期待通りになることは少ないだろう。

 

にも関わらず、相変わらず相手に期待しては裏切られ、怒りやストレスを溜めたり、時には爆発させたりする。

 

何と不毛な行為なんだろうと感じる。

 

しかし実は、期待する本人にも、期待に答えられない相手にも、問題があるわけではないのではないかと思う。

 

期待とは、自分が勝手に妄想した、相手にこうであってほしいという姿を、まるで相手にも同じ妄想が見えているかのように、何の説明もないまま、相手に求める行為だと思う。

 

相手には、ほとんど何も伝わっていないのだから、期待された行動ができないのは当然だろう。

 

何かして欲しい時は、期待するのではなく、「依頼」する方がいいと思う。

 

できれば、5W1Hで、「いつ」「どこで」「誰が」「何を」「何のために」「どのように」をわかりやすく、しかも相手の事情もあるだろうから、「事前に」伝えれば、お互いストレスなく、必要な行動ができるだろう。

 

相手が夫や妻や子どもの場合、「家族なのにそこまでするなんて」と感じるかもしれないが、私は実際にやってみてとても快適な家庭生活を送っている。

 

もちろん、それぞれ個人の特性にもよるだろう。私はなんでも事前に計画を立てて行動するのが好きなので、とてもこのやり方が合っている。